湘南の時代の流れをお楽しみください| Surf City | Car Topper | Warm Breeze | Blow Up |

このContentsで描かれる湘南は1970年に始まり2005年で終わる4つのシーンで構成されています。


1970年当時、私は小学校4年生でした(笑)そして2005年現在は45になって、アロハじじいとして人生を謳歌しています。
母の実家が辻堂にあった関係で私は子供の頃から湘南で遊んでいましたし、社会人になってからも湘南は第二の故郷と思って遊びに行っていました。
もちろん、お住まいになられているローカルの方からみれば単なるフォーリナーもいいところなのですけれどもね。
ただ、逆説的な見方をすれば、限られた時間の中で湘南を楽しむためには集中力が必要なのです。
そういった緊張感の中で意識の中に焼き付けられたイメージがあまりにヴィヴィッドだったゆえに、このContentsを作りたくなりました。


のんびりした時間が流れる辻堂、コパトーンの甘い香りが漂う腰越、爽やかな風が吹き寄せる鎌倉、穏やかな陽射しが降り注ぐ横浜、それぞれの風景は、甘いコーラの味と供に追憶の世界に存在します。


ヘミングウェイの短編にニック・アダムスが登場する連続性のある物語があります。
少年の頃のニックはヴィヴィッドな感性を持ち、しなやかな生命力を持った少年として描かれています。
青年時代には戦争で心に傷を負い、自然の中で心を癒して立ち直っていきます。
そして、最後にはニックも父となり、自分の子供を眺めながら、その姿を自分の少年時代にシンクロさせるようになっています。


20代の頃から、いつかはこんな短編を真似事でもよいから書いてみたかったのです。
ちょうど年齢的にも同じくらいの設定が可能な今、ヘミングウェイをモチーフにしてこのContentsを作ってみようと思いました。
まったく同じ構成というわけではなく、あくまで舞台は湘南として、変わっていく湘南の姿と登場人物の生活を描いてみたかったのです。


どちらかといえばBig Wednesdayの世界が近いのでしょうか?
Big Wednesdayは1962年から1974年の12年間の物語ですからね。
マット、ジャック、リロイの3人が青春時代を過ごし、不幸なベトナム戦争を体験し、そして12年後に伝説の大波がやってきて、すべての思い出を包み込んでしまいます・・・
B級Movieといわれる場合もありますが、永遠に残る名画だと思います。


そんな大袈裟な話ではなくて、私の体験をベースに仲間同士で経験したことを書いていけたらと思っています。


話のところどころで登場人物がアロハシャツを着て登場しますが、宣伝ではありませんから気にせず読み飛ばしてください(笑)
一応はアロハファクトリーもECサイトって事なんです。

Surf City(辻堂)へみなさんの思い出とシンクロする部分や懐かしく感じる場面があるかもしれません。


どうぞ湘南Storyをお楽しみください。

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