翌日はゆっくり起きた後にマカオの観光コースを回ってきた。そして、昼食でお待ちかねのマカオ料理を食べた。


菲洲辣鶏（アフリカン・チキン）はスパイスの効いたグリルチキン、カリー・クラブは蟹をカレー風味のスパイスで炒めたマカオの代表的な料理だ。
マカオ料理はポルトガルの調理法をベースに、豊富なスパイスを使ってアジアの食材を調理した料理だと思う。
マカオには広東料理もあるのだが、マカオ料理の味わいは特別なものだ。


マカオ料理で忘れてはならないものが蛋撻だろう。
エッグタルトなのだが、このコクのある味わいは独特なものだな。
甘いものは苦手な俺だが、これだけは美味しいと思ったわ。


観光コースを歩いているとヨーロッパに居るような不思議な錯覚を感じてしまう。
過去にギャンブルで来た時にはゆっくり観光をしなかったので、昼間のマカオを楽しんでいなかったんだね。食事も美味しいし、景色も綺麗だ。


ただ、ラスベガスからホテルが進出するようで、マカオは建設ラッシュだ。
リスボアに匹敵するサンズカジノも2年前にオープンしたし、リスボアの真向かいにはブランドショップ（ヴィトン、シャネル等）が店舗を構えた、Wynnがオープンするし、MGM GRANDもオープンする。そしてVENETIANも世界で2番目に大きく、アジアでは最大規模を誇る施設（エリアの総面積は約90,000平米もあり、コタイ・ストリップと呼ばれる）で進出する。
リスボアさえも隣にグランドリスボア（高層ホテル＆カジノ）を建設中だったりする。これから大きく変わっていくのだね。


ディナーはリスボアでクレージー・パリ・ショーを見ながら楽しんだ。ちょっとラスベガスっぽい演出だったな。


観光で疲れた嫁はさっさ寝てしまったので、俺はまたもやVIPルームに出撃する事にした。
相変わらず勝負は一進一退が続き、チップは増えもしないし減りもしない。結局、一晩中ダラダラした勝負が続きまたもやトントンで部屋に戻った。
まあ、負けないだけでも良しとするか・・・