ギャンブル関係では一進一退が続いているので、今日も気分転換にアメリカ側からナイアガラを見物することにした。カナダ側から、橋を歩いて渡ればそこはアメリカなのじゃ。
入国後すぐに両替所があると思ったが・・・な、無いっ!
聞くと、4ブロック先のカジノで両替せいとの事だ。ちょっと興味もあったので、覗いてみると、ゲームの構成はカナダと一緒じゃ。現金の賭けられるゲーセンだね。
とりあえず、米$は準備できたので、さっそくアトラクションに向かう。
滝壷へは「Maid of Mist」で行ったのだが、アトラクションの内容はカナダ側と一緒じゃ。またしても、ズブ濡れになってしまった。
アメリカ人の観光客の団体と一緒になったのだが、奴らは水しぶきを浴びてギャーギャーうるさいこと・・・
ほどほどにアトラクションを切り上げて、俺たちはのんびりとナイアガラの景色を楽しむことにした。


ナイアガラの滝の周辺は、アメリカ側では公園になっていて、雄大な景色が楽しめるようになっている。自然が楽しめるようになっているんだね。
この公園でリスに遭遇した。
観光客がくれるお菓子でも狙っているのかと思ったが、そうでもないようだ。
チョコチョコ俺たちの周りを走り回り、なかなか森に帰っていかない。写真を撮ってやると、ササっと森に帰っていった。
こりゃ観光客用にトレーニングされているとしか思えない行動だぜ(笑)


俺たちの旅行も終りが近づいて来ているので、そろそろ俺はギャンブルの収支を考えなきゃイカン。
夕方にはカナダに戻り、日本食を喰ってギャンブルに精をだすことにした。
カナダなら魚が美味いだろうという予測を立て、和食レストランでは刺身を注文した。確かにサーモンなんぞは喰えるのだが、ほかの不気味な魚はちょっと期待はずれだったぞ。
まあ、海外で刺身に文句をつけても仕方ないか・・・
昨日チャーハンにして喰った米も、ご飯として食べると並以下の味じゃ。勝負を前にして、この飯じゃ不安だわ。


食後にシェラトンの近くにあるショーシアターで虎を使った大掛かりな手品を見る。
これはなかなか見ごたえがあるショーだった。生きた虎なんぞ久しぶりに見たわい(笑)


ショーが終われば、いよいよ最後の大勝負が待っている。嫁は買い物で頭が一杯のようで、俺のことには無関心だ。
フロントで別れると、俺はシェラトンのカジノに向かった。ヒルトンのカジノは、どうも相性が悪いからな(博打打ちと船乗りは縁起を担ぐのだ)
到着初日に下見はしてあったから、フロアのレイアウトはわかっている。
まずは、今回好調なルーレットに座る。ほどほどに客が付いているテーブルなので、快適なプレイが出来たぞ。
シューターも程よいペースでゲームを進めるし、お客の方も慣れた感じでチップを張っている。
俺は数張り(当たれば36倍になって返ってくる)で1勝5敗くらいのペースで稼いだわ。好調な時は赤黒なんぞ、かったるくてやっていられんからな。


シューターのチェンジと同時に俺はテーブルを離れた。この時点でトータルでトントンまで戻した。
さて、大勝負の場は何処よ?と探せば、ポーカーテーブルが賑わっている。
チラッと見ると、昨夜のアラブ人が大勝ちしていたわ。どうするかと悩んだが、あの勢いでは返り討ちにあいそうだ。
ポーカーは断念してルーレットに戻って大勝負をすることにした(今回、ジャッキーでは勘が冴えなくて困ったわ)
ルーレットで数張りと赤黒を交えて勝負を開始したが、なかなか勝負が付かん。シューターチェンジのタイミングで大勝負をかけて、モロに負ける・・・
もう夜中の1時なのだが、こうなりゃ朝までと覚悟を決める。
結局、多少は戻したものの、睡魔には勝てず大マイナスのまま勝負は終了。
部屋に戻ると、嫁は寝ている。窓の外ではナイアガラフォールズが俺を見て笑っていた・・・


ここで勝負が終われば平和なもんだが、部屋に戻ると眠気が覚めてしまった。ひとっ風呂浴び、財布をつかんでカジノに向かう俺はアホなのかもしれない・・・
夜間という事もあり、ヒルトンのカジノで勝負をかけたが・・・結果は上々であったぞ(笑)
短期決戦と思っていたので、バカラテーブルで勝負をかけたのだが、バンカーに置きっ放しで4連勝したわ。
倍々ゲームで4連勝だから勝ちはデカイ。そこで俺はチップを引いた。次の目は・・・思ったとおりプレーヤーじゃ。
悔しそうな顔をしているディーラーにチップを投げて俺はテーブルを離れた。
これで、今回のギャンブルツアーはプラスで終了ということになる。俺は逃げるようにカジノを後にした。
なぜなら、嫁が寝ているうちに財布に金を戻さにゃイカンからだ(爆)

Copyright © 2005-2011 Aloha Factory All Rights Reserved.
info@alohafactory.com