アロハシャツの美しさには機能的なバックグランドがあります。ここでは写真で解説いたしましょう。
ヴィンテージ・アロハに盛りこまれている伝統的な機能とDesigner独自のアイデアで製造されたOriginal Modelの特徴をご覧になってください。
Aloha factoryのこだわりがみなさまに伝わることでしょう。
快適なアロハライフに必要な機能を充分に満たすレベルに仕上がっておりますので、みなさまにご満足いただけることと思います。
ポケットの柄を合わせています。
これは伝統的なテクニックで、元々アロハシャツは和服の生地で作られていました。柄が合っていないと見栄えが悪いために考えられた技法と思われます。
和柄に限らず、1枚もののプリントに見えますから美しいですよね。
この写真でも、タバコ、ライターがなかったら、どこがポケットなのかわからないと思います。でも、これだけのために生地が余計に必要になるのは困ったものですが・・・
通常のシャツ類はボタンホールが縦になっていますが、アロハシャツは横向きです。
ただ、コートやジャケットはボタンホールが横向きなのです。アロハシャツだけボタンホールが横向きなのは、何か意味があるのでしょうか?
ハワイの気候ではジャケットを着用する必要が無いために、ジャケット感覚で着られるようにボタンを横にしたという噂があります。
確かにハワイでアロハシャツは正装とされていますから、まんざら嘘ではないのかも知れませんね。
ただ、実用としての意味があるのかどうかはわかりません。(笑)
これはアロハシャツのオリジナルではなくて、元々開襟シャツで使われている技法です。
ループ・ボタンと呼ぶ人もいますけど、どちらの呼称が正しいのかは不明です。ドレスシャツでいえば第一ボタンに匹敵する部分ですが、襟が開いているからループに引っ掛ける形にしたのでしょう。
これも、留めているのを見ませんが、単なる飾りみたいなものなのでしょうか?
私たちの商品は着丈を長めにしているので、必然的に深めのサイドスリットをいれました。
裾を出して着るときに動作が優雅に見えると思います。ジャケットでいえば、サイドベンツの感覚に近いかも知れません。
ポケット手はお行儀が悪く見えますけど、そんな時にもスリットは便利ですね(笑)
背中に2箇所タックを入れました。
基本的にアウトドアユースですから、動作に支障が無いようにゆったりめに作りました。
ですが、大きいだけではダボダボになってしまいます。
身体にフィットさせるため、タックが必要でした。
ヴィンテージアロハでは基本的な仕様ですが、腕回りはダブルステッチで縫製してあります。
ドレスシャツですらダブルステッチを採用しているケースが多いのですから、アロハシャツでは当然ですよね。
いかがでしょうか?
Aloha Factoryのこだわりをご理解いただけたものと思います。
少しばかり、凝りすぎなのかも知れませんね(笑)
何気ない動作が優雅に見えたり、ちょっとした瞬間にあなたの笑顔を引き立ててくれたり、
普段の生活が豊かになるようなアロハシャツであればと願っております。