Fateful Encounter Chapter 2

変わらない2人shinさて、ikeが入社後6週間で戦時下のイラクに赴任すると、shinは灼熱のサウジアラビアに赴任。
二人の直接の接点はなくなりました。しかし、二人の交際は続きます。
当時のことですから、文通しか連絡の方法がありませんでしたけどね。
イラクから帰国後、まずikeが退社し、その後にshinが退社しますが、この間もお互いに連絡は取り合っていました。


退職後にikeは広告、shinは製作と微妙に近い業種に再就職し、2人は80年代を遊び狂うことになります。もともと遊び好きな2人がバブル時代に生きているのですからじっとしているわけがありませんよね(笑)
本当に偶然なのですが、六本木でばったり出会った事もありますし、危ない遊び場ですれ違ったり。まったく何をやっているんだか。
今だから言えるけどさ・・・shinちゃん!
あの当時は赤プリで何やってたんだ?何度も見かけたんだゼ!


2人はバブル崩壊後も遊び続けていましたが、さすがに年を食ったのか、「何かやってみようか?」とどちらともなく言い出しました。なかなかアイデアが出なくて、結局、作戦会議と称した打ち合わせも、ただの飲み会状態になっていました。
しかし、アロハの話が出てからは不思議な事に話は一直線に進みました。2人ともアロハが大好きだったからでしょう。
2004年にはサンプルとデザインをikeの自宅兼工房で製作し始め、外注先の縫製工場も確定し、何とかHPも立ち上げる事が出来ました。
そして2005年1月、ついにアロハファクトリーは営業を開始する事になったわけです。

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